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  国民大集会参加レポ1 - may  No.2534  2003/05/07 23:23
余裕ぶっこいて5時過ぎぐらいに有楽町駅到着。人の流れが国際フォーラムに向かってるのでまずいかもと思いつつ、国際フォーラムに辿り着くと人・人・人。この時点でかなりの人が並んでました。とりあえず最後尾に着いて待つ事1時間半。6時半になる頃には、説明も無いまま待たされていたので周りが騒がしくなってきました。近くにいたご婦人方と話しつつ時間をつぶしていると、中年のおじさんが案内係に「言えば分かる人達なんだから、ちゃんと説明しろ」と詰め寄っているのが見え、その後拡声器で説明がありましたが何言ってるのかはよく聞こえず。その後すぐに列が動き始めて、ぎりぎり立ち見でしたが会場に入れました。会場に入った時は櫻井さんが話をしていて、横田さんを紹介するところだったと思います。(メモが取れなかったので内容は自信ありません。)5人の拉致被害者の話があって、次が石破長官だったと思いますが、「願えば必ず報われる。努力をすれば必ず実る」という発言がありました。次が石原都知事:かの吉田康彦wが教授を勤めるあの大阪経済法科大学に関して「都庁(?)の目の前に、大阪経済法科大学のビルがあるが誰も入居していない。大学なので税金を払っていない。東京とは独自に課税するようにした。北朝鮮系の大学だ」というような発言がありました。
続いて安倍官房副長官:「拉致問題に落としどころはない。日本は国民を決して見捨てない。」
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     Re:国民大集会参加レポ2 - may  No.2535  2003/05/07 23:24
集会のためにわざわざウズベキスタンから駆けつけた中山参与の話があって、韓国拉致被害者協議会代表と朝鮮戦争拉致被害者理事長の2人が話した後、
北朝鮮元工作員、安明進氏:「飛行機をハイジャックするとテロと言われるが、金正日のやっている事はもっとひどいかもしれない。金正日は多くの人を北朝鮮という飛行機にのせて今も返していない。」続いてドイツ人医師フォラツェン氏:「医学的に見て北朝鮮は〜だから今治療しなければならない。」
荒木特定失踪者調査会代表:「拉致にはいわゆる土台人と呼ばれる人が関わっている。これだけの人数がいれば、朝鮮総連なんかの人もまじっているでしょうが、その人達に言いいます。今証言すれば勇気ある証言者です。今日は帰って一晩ゆっくり考えて明日どうするか決めてください。」
 家族会のみなさんの話があって、司会の櫻井さん「拉致は交渉して取り戻すものではなく、要求して取り戻す。」
平沢議員:黄氏のメッセージを読み上げ、「パスポートの申請が間に合わず来られなかった。事情がいろいろおありになる。分かる人は分かるだろうが、分からない人は分からないでしょうw」拉致議連メンバーの紹介の時、名前を間違えたり、抜かしたり平沢ぼろぼろでした。w
佐藤救う会会長:「遠くない将来武道館で集会を。」
西岡さん「入場無料ですが、会場代なんかいろいろかかってますので是非カンパを」
最後は全員でふるさとを合唱して終了。結構野次がうるさかったです。野次や拍手で話がよく聞こえなかったり。ふるさとを歌う時に、会場を出る人が多くてちょっと残念。あと蓮兄が2万人来たと言ってました
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     国民大集会参加レポ - 青い空  No.2554  2003/05/08 19:43 NEW!
メモもあまり取れなかったり読めなかったりで、大雑把な内容と雰囲気をうpします。


4時30分ごろ到着しましたが、その時で900人程並んでいました。
時間的にスーツ姿の方はいませんでしたが、30代奥様グループ、年配の方、ご夫婦、大学生ぐらいの年齢の方、1人で来てる方、いろいろでした。
傘とハンドバック以上の荷物はクロークで預かるとのアナウンスがありました。
周りは「妨害があるかも」とか「危ないから」とか現実的な意見で、預けることへの不満はありませんでした。
待っている間もどんどん人が来て、「開場時間早めないとだめね」なんて意見もでてました。

5時15分頃、開場。
誘導もあり、押し合うこともなく会場入り。(ボランティアや係りの皆さん、お疲れ様でした。)
早く行った割には、やや後ろの席。(´・ω・`)
6時すぎ、主催者がら満席で外では1000人以上が入れずにいるので、空席を作らないようにと依頼があり、開場はどよめきと拍手。
マスコミに対し細かいことは担当者に聞くようにとアナウンスがあっと時、後ろの方から「朝日は帰れ!」と女性の声。別の方向から「そうだ!」と男性の声。
隣の知らない人と(・∀・)ニヤニヤしました。
結局通路や出入り口に立ち見の人もいれて始まりました。

桜井さん 挨拶 ・1000人以上入れなかった
        ・日韓拉致被害者を救いましょう

横田滋さん 開会の辞  ・5000人入るか心配していたが稀有に終わった
            ・これを金正日に見せてやりたい!
(何度も咳をして、お身体は大丈夫でしょうか?大勢の人を見て興奮してただけなら良いのですが・・・)
 
拉致被害者5人の挨拶
地村さん  ・日本政府を信じているが、解決のためには皆様の支援と協力が必要と思っています

富貴恵さん ・職場にも慣れ、生活にはりもでてきた
      ・子供への思いも募ってくる。どうか早く会わせてください。

薫さん  ・拉致問題が疑惑と言われた頃、両親は絶望していた時、救われたのは署名や「頑張って」の声援
     ・帰ってきて子供達を待つことができるのも、皆さんの支援。
     ・意思に反して拉致された私たちが日本で子供を待つのは当然。誰に何を言われるものではない。
     ・子供達にも話して意思で決める。平凡だけど切実な願い。

祐木子さん  ・拉致されたあと、家族は元気で生きているのかと月を見ながら思った。
       ・再会した時、両親は老人に、私は中年に
       ・日が経つにつれ、日本で待つことにして良かった。今度東京に来る時は、子供達を出迎えに来られることを祈っています。

ひとみさん ・行方の分からない母について知ってもらいたくて来ました
      ・日本に来るまでは、母は日本にいると思った。家族にも大好きな母の話をしていた。母の行方が分からないと知ってショックを受けた。実家の母の着物を見るのがつらい。
      ・1週間前に夢を見た。辛く悲しく信じられない夢。母が死んだとTVで放送された夢。心の中に大きな穴、寂しさを堪えられなかった。これは夢で現実ではない。
      ・母に会ったら「生きていてくれてありがとう」と抱き合いたい。
      ・生死の分からない家族を待つのは辛い。強く強く前進してください。私も一緒についていきます。(家族会に向かってお辞儀)

桜井さん 今ここにいない人たちを私達は忘れない。国民の代表である政治家にも忘れてもらっては困る。

石破さん ・国民・政府が思いをひとつにすることが解決するために必要。テロには屈しない。脅しには屈しない。
     ・拉致問題は主権国家とは何かを投げかけられた。議連で一年前自費で英語のパンフレットを作って、欧米を廻ったが見向きもされなかった。たった一年で取り上げられるようになった。努力は実る。

石原都知事  ・敗戦以来初めて日本人が「日本人という民族に属している」「日本という国家に属している」ことをW杯と拉致問題で意識した。同じ日本人がこうなったことを痛感した。これが大事、大切なこと。
       ・映画「風とライオン」 1人の国民が外国で拉致され、大統領が戦艦をだして取り戻した。これが国家。
       ・日本がこの状態なのに報復を考えないのはおかしい。このことをワシントンポストのインタビューで話したら北は反応した。日本の新聞で話しても反応しない、日本は舐められてる。
       ・経済制裁をなぜしない。総連の関連施設に東京都は課税する。大事な事は具体的に行動すること。口だけではだめ。 
       ・東京は東京の責任でやる。国は国の責任でやってほしい。国民が支持しないとやれない。頑張りましょう!!

安倍さん  ・日本は国家としてどうあるべきか?今一番大事なのは5人の家族を取り戻すこと。8名+2名の不明者の安否を私達自身で確かめること。拉致問題に落しどころはない。政府は国民を見捨てないと約束します 
      ・拉致は誘拐ではなく安全保障の問題。国家として必ず解決すると示すこと。大切なことは、政府と国民の声を一つにすること。

中山参与( ´∀`) ・日本の中の人が心を一つにして、成し得ることをして、皆さんが日本の土を踏めるように
(参与は小さかったです)

崔さん(韓国拉致被害者家族協議会会長) 日本語で挨拶。一回目から参加してるそうです。
    ・6月訪米、米に国連で日本の拉致問題をあげる時、韓国人も入れてもらうように依頼する。人権委にも韓国人を入れてもらうように依頼する。

金聖浩さん(朝鮮戦争拉致被害者家族協議会理事長) 日本語で挨拶。
       ・皆さんを見て絶望が希望に変わった。こんなに多く集まってびっくり。金打倒と同胞奪還のため、燃える心で集まった。
(韓国被害者のことを沢山話していましたがメモには残ってません。)

安明進  ・横田さん・拉致議連に一礼、礼儀正しいです。荒木さん通訳。
     ・ハイジャックはテロ。金は飛行機に被害者を乗せてるのでハイジャックより酷い

フォラツェン  ・北は医学的に見て緊急状態、今治療が必要。政府は拉致された人以外にも北の人を救うために日本の経済力を使うべき。
        ・中国は北から距離を置いている。SARSでも困ってる。
        ・日本は人権・核・拉致をセットに働きかけるべき。日本の外交は毅然とした態度が解決の方法。


ブラウンバック上院議員 VTR
(ここで会場が暗くなり、8時ということもあって、チラホラと帰る人が)

荒木さん 報告 ・この事件の核心は北ではなく日本の中にある。拉致の選定・幇助は土台人の在日、そして同胞日本人の中にもいる。この国の中に拉致の証拠・情報がある。何かあったら救う会でも警察でも連絡を。
        ・これからも脱北者の証言が出てくる。最近の証言(たぶん権)はまだ確認がとれない、確信がもてないので単なる情報。これからも色々出てくる。家族は情報に苦しむ。北は偽の情報を流してくることもある。これは戦い、情報戦。
        ・また新しいポスターを作る。CSでも流してる。多くの人が見るように協力して欲しい。
        ・この中に総連、北のエージェントもいるかもしれない。北は人権弾圧をしている。金に味方するのか?日本人・北の人民の側に立つのか?今話せば勇気ある行為、明らかになってからは×××(後半聞こえませんでした) 一晩寝て良く考えて下さい

拉致被害者家族
横田ママ、飯塚さん (メモしてませんでした、済みません)
有本(父)さん  ・15年間北外交を仕切ってた者は国民・拉致被害者に申し訳ないと言え!
蓮池(父)さん  ・なぜこの問題が25年もかかったのか?シンガンスや不法入国した正男の取調べがなぜできない。
(話が長くなりそうでお母さんが身体に触れて注意を促したりして笑いを誘ってました)
浜本さん、松木(姉弟)さん 
地村さん  ・拉致をテロと断定できない外務省
寺越さん  ・40年前にお父さんが行方不明
増本(姉弟)さん ・「わしは政府を信じる。お前も政府を信じろ」
         ・ここに総連の人がいたら言いたい。金政権に従うのか?一緒に戦いましょう!
(お姉さんが泣きながら話してました (´д⊂ヽ)
蓮池透さん ・会場には6000人、全部で20000万人
(いつも冷静な蓮池さんがとても興奮してました。蓮池さんに黄色い声援が飛んでいたのが場違いでした)
(ご家族の話はウルウルして殆どメモが取れませんでした)

桜井さん  ・拉致は交渉して取り戻すものではない。拉致は要求して取り戻すものだ。交渉ではなく要求して欲しい。

拉致議連
中川さん  ・ロビーに入れない人が何千人にもいる。横田さん・蓮池さん・佐藤さんが頭を下げてきた。石原さんも「一緒に頑張りましょう!」とシュプレヒコール。
平沢さん  ・武道館で開くべきだった。このような集会を二度と開かなくてもいいようにしたい。
      ・この集会をニガニガしく思ってるのは国内にもいるが、一番は金正日!
      ・黄さんはパスポートが間に合わなかった。分かる人には分かるでしょう。
      ・黄さんのメッセージを読み上げ
      ・拉致議連には社民・共産はいない。本日来た拉致議連25人位1人ずつ紹介。ただ、名前・党名・衆参を間違えまくり、謝りまくりでした。(・∀・)ニヤニヤ
      ・韓国拉致議連の横断幕を紹介。日本語で「韓国人の拉致もテロだ」と書かれてました。

土屋都議 声明  ・地方議員の会4−5名紹介
         ・なぜ集会を国がやらないのか!小泉首相・川口外相はなぜいない! 
(ここでも帰る人がチラホラ)

佐藤さん 閉会の辞 ・ロビーで「武道館で近い将来集会をやろう」と言ってきた(お帰りの会?よく聞こえませんでした)
          ・拉致をテロと認めると北への圧力になる。経済制裁、まずは船舶の入港禁止。議員立法はできているが上程されない。国民の声で地元議員に要請を。
          ・戦いは抽象的にはできない。具体的にお願いしていく。今までの経験。
          ・「国民の皆さん、一緒に戦ってください」 (・∀・)ノ ハイ!!

最後に皆で「ふるさと」を歌いました。 (´д⊂ヽ
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     一日おくれのレポ - 実況スレ172  No.2555  2003/05/08 21:43 NEW!
山手線からすでに見える物々しい警察や車。
フォーラム前では法輪功のビラを配っている中国人らしき人。よくみると、西村慎吾氏の名前もある。

 Aホールはもの凄い人数。地下に降りてさらに驚く。八人が横に並んだ列がおよそ500mは続いていただろう。(蓮兄がいうには、最終的に20000人が集まったそうな。テレビでは10000人って言われていたが、現場の人間の言葉を俺は信じる)
 並ぶ人に「拉致はテロだ!」と書かれたビラが配られる。ビラを受け取りつつ周囲を観察。老若男女様々で、一人で来ている人や、カップル、家族連れ(赤ん坊を連れていた人もいたようだ)も。
 ネットの実況スレに逐一報告をしながら周囲の話に耳を傾けると、「朝日新聞も危険物扱いになるかもな」といって笑う中年の夫婦や、「石原さんは朝鮮総連に税金をかけるらしいよ」といった会話が多い。それらの話し声をきいて思わず吹き出してしまう。ここにはわかっている人が集まっていると、そのときは思った。
 (追記:この方とは後に実況スレで再会しました)

 予定時刻の18:30を少しすぎて、集会が始まった。
 拉致被害者の方々(全員来てた)、横田パパの挨拶。
 地村富貴恵さんの訴え「長い時間が過ぎ、両親は老人になり、私は中年になりました」という言葉、空白の24年間を思うと胸が詰まる。
 そして嬉しいハプニング。プログラムになかった石破防衛庁長官の挨拶。この方は穏やかな語り口だが、言うことは強烈。あとで安倍晋三官房副長官が挨拶で「これは安全保障上の問題です」と言ったが、その日本の安全保障の頂点に立つ防衛庁長官が来てくれたことは、心強かった。
 続いて石原慎太郎都知事。客席からもマスコミからも、もの凄いフラッシュ。
 注目発言は、事実上の税金逃れの建物でしかない大阪経済産業大学に課税をすることを検討している、という発言と、東京はやるから、国もやれとの発言。
 発言が過激だ、国粋主義者だと右翼扱いをするマスコミがいるけれども、この人の発言のどこが右翼なのかが少しも理解できない。誰もが思っているまともなことを言っているだけじゃないか、と。そうじゃなければ、知事選挙であれほどの得票数についてどう説明するのだろうか?
 石原さんの挨拶が終わったとき、客席から「総理大臣やってくれ!」との声援が飛んだ。
 国もやれ、と言われて登場したのは、安倍晋三内閣官房副長官。官房副長官といえば政府の中枢に居る人だ。
 拉致問題に落としどころはない、という力強い発言に続いて、日本政府は国民を決して見捨てない、と言ってくれた。増弟に「俺は日本を信じる、お前も日本を信じろ」と言い残して亡くなった増元パパに聞いていただきたかった。
 とても穏やかな語り口調の中山参与の話が終わったところで、石原知事が石破長官とひそひそ話、横田夫妻に耳打ちをして、退出。後で知ったが、このとき会場には入りきれずに多くの人が居たそうで、その人達のために顔を出したのだそう。
 ステージ上は、韓国の拉致被害者家族会の訴えが始まった。
 韓国の国民はどれだけ知っているのだろう?拉致が存在することを。政府は太陽政策という弱腰の外交姿勢を打ち出している。韓国の被害者家族は孤独な戦いをしている。

 元北朝鮮工作員の安明進氏の「両親にさえ一度も謝ったことはない金正日を謝らせた日本の力」で、過ちは必ず正されるであろう、という訴えと韓国の拉致被害者家族へのエール、北朝鮮で医療活動を行っていたドイツ人のフォラツェン氏の訴えの次、特定失踪者問題調査会代表の荒木和博氏の発言で、会場は大きく大きく盛り上がった。目の前に座っていた上品そうな老婆までもが、両手を大きく真上に挙げて拍手をしていた。
 それは、この会場内にも潜入しているであろう、朝鮮総連の関係者、在日朝鮮人、日本人の内通者(スパイ)へのものだった。

 今、拉致問題は日本だけの問題ではない。金正日の体制に今なお従うのか、それとも人民の側に立つのか。
 今言えば勇気、すべてが終わってからならば犯罪者だ。
 今日は帰ったら一晩考えて、明日決めなさい。

 日本にはスパイを取り締まる法律が無いんだから、安氏や金賢姫のように、こちら側に来て欲しいと思う。その証言がこの問題を解決に導く、大きな力になるのだから。

 家族会からの訴えの中、有本さんの父上は、15年前(?)に北朝鮮と外交を行った人たちは申し訳ないと言うべきだと言った。これは紛れもなく「娘を助けて欲しい」という嘆願書を朝鮮総連に手渡し、国民を北朝鮮に売った社民党の土井たか子を指している。会場、大きな大きな拍手。よかった、みんな頭に来て居るんだ。

 蓮兄の訴えは大歓声と拍手で、よく聞こえなかったけれども、声がうわずっているように聞こえた。いつもは冷静な蓮兄が興奮しているようにも見えた。これだけの人が集まったことを喜んでくれているのかな。
 でも蓮兄、申し訳ない。
 ここに来ている人たちのほとんど(俺も)はきっと、この問題を今まで知らなかったんだ。
 かつて拉致被害者家族が町中で訴えていたとき、朝鮮総連の奴に生卵をぶつけられていたことも、みんな知らなかったんだ。
 だからきっと、この会場にいるスパイ以外の人たちはきっと、静かに怒っているんだよ。
 普通の生活をしている人を突然拉致した北朝鮮に。何も対応をしないどころか援助をしてきた政府に。こういった問題があることを報道しなかったマスコミに。そしてきっと、知らなかった自分自身にも。
 だから二万人もの人が、ここに来たんだろうと思う。政治的な集会というものに対しては、極端に拒絶反応を示すハズの日本人が二万人も集まって、会場を何度も何度も、大きな拍手が包んだのだと思う。

 残念ながら平沢勝栄が拉致議連の紹介をしているときに、時間の都合で退出をしなければならなかったけれども、妙に公明党への拍手が少なかった気がする。
 みんなこの辺りもちゃんとわかっていたのか!!

 次はこういう「取り戻そう」集会が無いことを心から願う。
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     2日遅れのレポ - ミネコ  No.2567  2003/05/09 20:52 NEW!
東京国際フォーラム行って参りました。しかも運良く中に入れてしまいました。立派なレポが沢山あがっており、今更の感がありますが(私はメモもちゃんと取ってなかったし)、印象に残ったことや発言をご報告したいと思います。

「5000人集めるために、1人ではなく2人で行こう」ということで、実家の父を“洗脳”もとい“啓発”を兼ねて連れて行きました。ホテルに着いてテレビを付けると、ちょうど♪ざわ〜い で今晩の集会の告知をやってるではありませんか!幸先いいぞ。どうせ東京の街では迷うから、と早めに出発したら、4時過ぎには有楽町に着いてしまいました。

会場の中庭にはポスターが貼られ、テラスで憩ってる人々は皆ブルーリボンを付け、施設内の本屋さんには「奪還」が山積み。だんだん気分が高まってきます。そしてホールA入り口に着くと、既に行列ができていました。先頭が分からないので何人いるのか見当もつきませんでしたが、取り敢えず「最後尾」のプラカードの前に並びました。

列が後に伸びるばかりで全然動かないので、長期戦を覚悟。持参した折りたたみ椅子に座ってボー、と人波を見てました。ほとんどが年配のおじさま・おばさま。ぽつりぽつりと大学生とおぼしき若者。サラリーマンやOLさんは仕事が終わってから来るのかな?私の周りは神戸からやって来たおばちゃん一行でした。始終おしゃべりしてて、「この前の選挙はひどかったわねーえ。」「そーそー、急にブルーリボン付けた人がいっぱい立候補しちゃってねえ。」(原文関西弁)そんでもって私にアメをくれました。いい人たちでした。

やがてそろりそろりと列が動き出し、エスカレーターに乗って降りてはまた昇り、係員に誘導されるままに歩いていると、やがてクローク(ここで折りたたみ椅子を預けさせられました。凶器にはならんと思うが)。そしてカンパ、署名コーナーを通って、ホールに入ることが出来ました。開場を早めた様で、5時少し過ぎでした。

会場の前1/4程は関係者席、ろう者の専用席になっており、私達は1階席の真中辺に座ることができました。開会までその辺をうろうろしていたら、有田芳生さん、恵谷治さん(黒スーツにサングラスでチョト怖かった)、加藤タキさん発見しました。なんだ、皆さん♪ざわ〜い が終わってから来たのかな?

6時35分開会。ビックリしたのは緞帳が上がると壇上に出演者(?)の皆様が勢揃いしていたことでした。登壇者が順番に出てくるのかと思っていたので。ステージの真中に演台と大スクリーンがあり、向かって右に都知事、議連、安倍タン、中山参与など。左側に家族会、救う会、韓国の家族会、安明進氏、フォラツェン氏。おおー、と圧倒させられる迫力でした。

やがて櫻井よしこさんがステージ左隅の司会者コーナーに現れ、「皆様こんばんわ。只今より第5回国民大集会を開催させていただきます。」と開会宣言。そして沢山の人が来場してくれたことへの御礼、まだ1000人以上が入場できずに帰ったことのお詫びをなさったのでした。櫻井さんの司会は穏やかながらも毅然としたものでした。発表者の発言のポイントを的確にとらえ、ご自分の意見も交えながらしっかりとまとめ、時にはそれをスローガン風に会場に投げかける。そして次の発表者紹介へとつなげてゆく、一連の流れが出来ていくようでした。特に最後の方の「拉致は交渉して取り戻すものではない。要求して取り戻すものだ。」という言葉はその通りっと言いたくなるものでした。

横田父上の開会の辞に続いて、5人の拉致被害者の皆さんの挨拶です。

我が父「テレビで毎日見てるから知ってる人のような気がしてたが、本物がこれだけ大勢の一般人の前に出るのは初めてなんだなあ。」
ミネコ「そーだよっ。たいへんな覚悟をしていらしてるんだから。」

皆さん一様に帰国できた喜びと、これまでの支援・協力への御礼を述べておられましたが、やはり北朝鮮に残した家族のことを思う発言をしていらっしゃいました。

富貴恵さん「(日本に帰ってきたら)親は老人になり、私は中年になりました(そんな、今でも可愛いですよ、フキちゃん)。子供への想いは日に日に募ります」
祐木子さん「半日あれば行って来れるところなのに、子供たちが通っている大学も分かっているのに、迎えに行けないのは辛い。」
曽我さん「お母さんが死んだというニュースをテレビで見る、という夢を見た。私は母が生きていると信じている。その時には2人で抱き合って、涙が枯れるまで泣いてみたい。」

壇上では中山参与が白いハンカチを目の辺りに持っていく姿が見られました。観客の中にもすすり泣きの声が……。

ミネコ「お父さん、参与が泣いていらっしゃるよ〜。」
父「シンタローも眼鏡を上げて顔をクシャクシャにしているぞ。」
ミネコ「ええー、シンタローも泣くことあるの?」
父「そりゃ、時と場合によっては泣くこともあるだろうさ。」

この5人の方々と、後半発言された家族会の皆さんの言葉は、本当に「家族の絆」について考えさせられるものばかりでした。去年の9.17以来、あらためてこのことについて考えた日本人は多いと思います。


済みません。かなり冗長になりました。一旦ここで切って、また続きを書きます。
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